2010年1月30日土曜日

パン工房「木造校舎」のこと

私がいる共育学舎では、土日にパン屋&カフェを営業している。

その名もパン工房「木造校舎」。その名の通り、建物は木造で出来ていて、とても風情がある。
校舎がある集落自体は、超高齢化で平均年齢70歳を超えている。

そのお陰?といってはなんだが、とても静かで、空は広くて、小鳥からトンビまで飛び回っているというのどかなところ。

空気はおいしいし、余計な物音がしない(最近は、土砂崩れ予防の塀を作る土建屋さんの音が少し気になるけど)。

とはいえ、この学校の校庭ではぎやかになる時がたびたびある。地元やら外からくる人でにぎわうテニスくらぶと、超地元のばあちゃん(少しおじさんもいるかな)で打ち合うゲートボウルくらぶがある。 どちらも、私よりもずっとずぅーーと、アクティブな人たちばかり。

パンを買いに来てくれた人には、ちょっとした見物になると思います。笑

とまあ、私はそんな場所でパン屋&カフェのねーちゃんをさせてもらっているのですが、ちょっとだけ宣伝を。

「木造校舎」では、パンのお買い上げの他に、お買い上げいただいたパンをトーストまたは、サンドにして、カフェで食べてくつろいでいただけます。

サンドの具は
カッテージチーズ(はちみつと刻みレーズンのやさしい甘み)
ポテトサラダ(自家産野菜のみ使用)
ゆずジャム(近所からいただいたゆずを加工!ゆずの渋みがほどよく効いてる大人の味)

の、3種類

そのほかにも、プラス500円で蒸し野菜とスープがついたランチセット
       プラス200円でコーヒーOR紅茶のドリンク付き
で、ゆっくりしていただけます。

なんて、超営業トークしてしまいましたが、今までうちのカフェというのは、
お買い上げいただいたパンでくつろいでもらうとう形式でした。

なもんで、「ランチセットでカフェしたい!」というお客さんの中には

「えっ、あっ、パンを選ばなきゃいけないのね」
ってなかんじで、半ば強制的な空気がパン売り場とうか私とお客さんの間にただよっていたわけです。


そんなこともあり、なお、うちは蒸篭で蒸し野菜を出しているとうこともあって、

「蒸しパンランチセット」をただいま試作中です。

蒸しパンには、
     自家製挽きたて全粒粉が入った(割合は40%~60%で試作中)
          プレーン味
          エンドウ豆いり
          レーズンで甘みをつけた夏みかんのピール味
                               の、3種類

期間は寒さも残る4月くらいまで。

それ以降は、ここの大将が試作中のピザ釜で、「焼きたてピザランチセット」なんてものができたらいいなぁと、想いながら今週もパン屋を開いています。

宣伝がてら、ちょっと叫びたいこともある。

ここのパン屋が他と決定的に違うのは、毎週決めた曜日にちゃんとパン屋を開き続けているのは同じだけど、こうして長期滞在者のスタッフが雇われではない立場で、店を任されていること。

正直なところ、パンが売れなくても(売れない時は、ほんとに売れない。ありえないほどお客さんが来ない…)、ここは食べ物を自給しているから、日々の生活には大きな支障がないし、切羽詰まった感覚がない。

でも、雇われパン屋の定員って、ほんとに売れなかったら首切られるか時間を減らされるか。

そんな雇われではないからこそ、ただパンを焼いて、パン屋を営業してます。ってだけでは、つまらないよなぁと、感じ始めたこの頃…

ここでしか味わえないもの。 それって、私が日々ここで生活していることそのもの。
それを、少しの時間でも体感していってほしいなぁと、思いはじめている。

外から来た人にとっては、とても非日常なんだろうけど、私にとっては日常のこと。

ここにいる間だけ体験できる日常だとしても、それはほんとにあった日常。

えっ、どんな日常なのか、って?!

それは、「木造校舎」に来てのお楽しみですよっ
うひょひょ(共に長期滞在者の24才男性の口癖。笑)

ってないけずは言わずに、少しづつブログにコメントしたいと思ってます。
では、長くなってしまいましたがこのへんで

試作の蒸しパン

1 件のコメント:

  1. やじおです。
    こないだはコーヒーごちでした。
    ていうより、いつもご馳走になっている気がする。
    ブログは放置プレイを楽しんでらっしゃるようですが、
    僕にはいつもみたいにキツイやつをよろしくおねがいしますね。

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